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映画

いまを生きる(Dead Poets Society)ネタバレあらすじ レビュー

投稿日:2020年6月21日 更新日:

1990年製作(アメリカ)128分

監督:ジュセッペ・トルナトーレ

キャスト
ロビン・ウィリアムス(ジョン・キーディング)※新任教師
ロバート・ショーン・レナード(ニール)※生徒
イーサン・ホーク(トッド)※生徒

個人評価:★★★☆☆

映画「いまを生きる」あらすじまとめ

出典:Dead Poets Society @deadpoetssocietypage  

一流男子校のウェルトン・アカデミーに英語教師のキーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してきた。キーティングは同高校の卒業生でもある。

全寮制で規律が厳しい学校だが、エリート人生を期待する両親達の期待を背負った生徒達は、真面目に礼儀正しく、勉強漬けの日々を過ごしている。

その学校の中でキーディングは異色の存在で、生徒達に破天荒な授業を続ける。

小説の授業では、生徒達に「一方的な固定概念を植え付けている」と教科書のページを破らせたり、教壇の上に立って「時には違う視点から物事見ろ」と説いて生徒達にも机の上に立たせたり、学校の中庭で歩き方を通じて生き方の講義をしたりするうちに、生徒達もキーディングの考え方に共感していく。

キーディングは、生徒達に「いまを生きろ(carpe diem)」と自分で考えて自分で判断して行動して生きていく事の重要さを説く。

キーディングが学生時代に所属していた洞窟の中で謳う「死せる詩人の会」の話を聞いた生徒達は、その洞窟を見つけ出して「死せる詩人の会」を再開させる。

時には、一人一人の生徒達の悩みを救うべく、引っ込み思案な生徒を励まして自信を持たせたり、役者に憧れるニールに「演技の練習に反対する父親を説得するよう」に激励したりする。

ニールは父親を説得して、主役として舞台に立つことができ、父親にも認めてもらうべく舞台で全力を出し切る。父親から認めてもらえることを期待していたニールは父親から再び大反対をくらい、「陸軍学校への転向手続きをした」と告げられる。

絶望の淵に立ったニールは、夜中に家族と暮らす自宅で自らの命を絶ってしまった。

学校側は生徒が自殺した原因を探っていた中で、自分の立場を守りたい生徒の一人から、「死せる詩人の会」の存在、そして、それを助長したのはキーティングである事を漏らした。

学校側は「死せる詩人の会」に所属する生徒達一人ずつと、その両親を呼び出し、自殺の原因はキーディングである事を記した書面に署名をさせる。

キーディングは学校から告発を受けるのか、、続きは本編をご覧ください。

映画「いまを生きる」のキャスト

出典:Dead Poets Society @deadpoetssocietypage  

英語教師役キーディングを演じているロビン・ウィリアムズは、この作品で、先生役といえばロビン・ウィルアムズという不動の地位を獲得したといっても過言やないと思います。

金八っあんみたいに熱く情熱のある言葉で生徒達の心を掴んでいきます。ロビン・ウィルアムズの穏やかな笑顔は、逆に裏の顔を持ってそうと疑いたくなるくらい優しい。

若い頃は薬物にも手を染めてはったし、自殺かなんかで亡くなってしまいはりました。やっぱり、あの優しい笑顔は偽りのない気の優しさやったんでしょうけど、それ以上に人間的に弱かったんですかね。

ロビン・ウィリアムズは、この作品でアカデミー主演男優賞ノミネートされましたけど、惜しくも受賞を逃しはりました。でも、アカデミー賞助演男優賞1回、ゴールデングローブ賞主演男優賞3回受賞は驚異的ですわ。こういう一流の中の一流の人こそが、闇を持っていたり、完璧主義者ゆえんの弱さも持ってたかもしれません。ロビン・ウィリアムズが出てる映画って、いつも見終わった後に不思議な癒され感が残ります。

出典:Dead Poets Society @deadpoetssocietypage  

生徒の中心人物やったニール役のロバート・ショーン・レナードは、好青年で傷つきやすい青年役で、最後には不幸な死を遂げてしまいはります。父親から役者の夢を大反対された絶望感満載のニートの表情は見事なくらい切なさがありました。

ロバート・ショーン・レナードは好青年で女性受けしそうな優しい感じやけど、それほどメジャーにはならず、映画にも、あんまり出はりませんでした。映画よりも、本来の舞台とかTV「S.W.A.T」で活躍してはりました。

ニートのルームメイト役で引っ込み思案なトッド役を演じるイーサン・ホークはキーディングから励まされて心を開いていく青年を演じています。控え目な役やったけど、要所要所の大事な場面で存在感を出してはりました。

イーサン・ホークは着実に映画作品に出演し続けて、脚本も手掛けるようになって、裏方としても活躍してはります。

映画「いまを生きる」のストーリー

出典:Dead Poets Society @deadpoetssocietypage  

全体的に静かに始まって静かに結末を迎えたんやけど、色々胸に憂いが残る作品でした。

キーディングの人間味溢れる授業が、生徒たちの人生だけでなく、学校の考え方も変えてくれるという期待感を持って観てたんですけどね。

結果としては、この映画では、人間らしい生き方を不幸に導く結末になってしもたんは残念ですわ。ラストシーンは救いやったかもしれませんけど、もうちょっとハッピーエンディングの要素を盛り込んでもええんちゃうのん、、と消化不良の感覚が残りました。玄人好みはこのエンディングが粋なんかもしれへんけど、素人には消化しきれまへん。「いまを生きる・その後」みたいなもんを作って、正義は最後に勝つ部分も見せてほしかったです。

映画「いまを生きる」を観て考えた事

出典:Dead Poets Society @deadpoetssocietypage  

この映画は、この頃抱えていた社会問題を多くの人達に訴えていた映画やないですかね。舞台は1959年やったそうですが、それから、つい最近、いやいや、いまだに世の中が抱えている社会問題かもしれません。

人間の能力を測る物差しは、いまだに学力=学歴しかありませんからね。その人が如何に想像力に優れていて世の中を変えるバイタリティーを持っているとか判断する基準を何か作らなあきません。自分が知らんだけで、もうあるのかもしれませんけど。

日本電産の永守会長が世界に通用する大学を目指すと豪語してはります。この会長の事やから、成績ばっかり重視するんやのうて、自分の頭で想像して、体験して、失敗を繰り返して、発見して、成長していくという学校を目指してはるんやと思いますし、そう信じたいです。日本の教育社会は想像教育を嫌がりはると思いますけど、古い時代の人達が引退されれば、日本も創造性を伸ばす教育が発展していくんやと思います。

そういう固定概念満載の知識はAIに任せて、人間は創造性を伸ばしていかんと人間の役割は無くなってしまいますからね。

キーディングの大事な言葉

人間が人間らしく生きるために、キーディングが生徒達に残した深い言葉は、私達の生活でも意識しなあかんと思います。

「今日咲いている花も、いつか枯れるんやから、枯れる前に薔薇の蕾を摘まなあきません。我々はいつか死ぬ運命にあるんやから、いまを生きなあかんで」

今この瞬間の出来事って直ぐに過去の事になるから、今この瞬間に生きている事に感謝して幸せを感じなもったいないですね。

人生はいろいろ苦しい事に遭遇するし、先が見えへん時もあるけど、それでも、今生きてる事自体が幸せなんですね。明石家さんまは「生きてるだけで丸儲け」の精神を心から持ってるからこそ、運命も味方してくれて人生にスランプがないんやと思います。あの人は、ただのコメディアンやないですね。辛い時こそ、さんまさんを思い出したいです。

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プロフィール


Mitsugu

現在タイバンコクに駐在。海外生活やスポーツを通じて挑戦を続けています。酒・たばこ・ギャンブルを一切やらない質素な生活の日々です。
小学生から軟式野球を4年半⇒高校生ではラグビーを2年半⇒大学生でスノーボード⇒社会人でプロボクサー⇒現在はマラソン、筋トレを淡々と続けています。
大学生でアメリカロサンゼルスに短期留学⇒ニュージーランドで永住権取得(5年8ヶ月)⇒現在タイバンコクに駐在(7年0ヶ月)

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