価格交渉に対応する

せっかく営業でクロージングをかけようと思っても、購入する側は必ず他社の価格見積もりを入手して最後は価格勝負になります。叩き売りはしてはダメですが、ここぞと思った顧客には勝負をかけます。その時にインパクトのあるフレーズを覚えておくと便利です。
■ I’m sorry to hear you’re not happy with our price.
我々の提示価格にご満足いただけなかったようで残念です。
「I’m sorry to hear that」で(残念です)(申し訳ございません)は、困った状況で使われるフレーズです。
■ We pride itself on quality products and good value for money.
我々の製品は価格に見合うだけの品質と価値があると自負しております。
「pride oneself on~」(~を誇る)、(~と自負する)と自信を持って対応しましょう。
一般的な日常会話では「be proud of ~」が頻繁に出てきます。
「good value for money」は(価格相応の価値)とコスパが良いという意味になります。
■ You are a valued customer and your business is very important to us.
御社は我々にとって大切で重要なお客様です。
継続して取引していきたいお客様なら、これくらい言い過ぎくらいで丁度良いでしょう。
■ We can match the price of our competitors.
我々は競合他社の価格に合わせる事ができます(値引きできます)。
あなたのお望みに合わせるという意味で「match」を応用できます。
例)I can match your schedule.
あなたのスケジュールに合わせます。
その他、役に立つフレーズ

■ get sorted
解決する
「sort」は(解決する、きっちりまとめる)の意味で、(問題を解決する)という表現で良く使われます。
「sort it out」や「get it all sorted out」(全てを無事に解決する)となります。
■ work out a new figure
値引き価格を検討(算出)する。
値引き交渉の会話で使用する場合、「figure」は(形、外観、図、数字)と様々ですが、この場合は数字=値引き額になります。
「work out」は(解決する)(考え出す)です。
■ who knows,~
誰にも分からないが(なんとも言えないが)
・自分が何か意見を言った後に使うと(それは誰にもわからないけど~)と補足するように使い、相手から聞かれた時に使うと(そんな事、知らない)という意味で使います。
■ your sales tactics pay off
あなたの戦術は成果を上げている。
(戦術)は「tactics」よりも「strategy」の方が良く使われると思いますが、その違いは、「tactics」は(その場で行う個々の駆け引き)で「strategy」は(計画的に練った長期計画)という意味合いが強いです。
「pay off」は、ここでは(努力の成果が報われる)ですが、(借金を完済する)という意味でも使います。
■ seal the deal
取引が成立する(成約する)
昔、手紙などを封筒に封印した名残でこのフレーズが使われています。
その他にも、ラグビーなどで大差がついた時に、アナウンサーが(勝敗が徹底的になった)という意味で発している事があります。
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